シェードのサイズの決め方・取付け方

カーテンの採寸方法は→カーテンの採寸方法

シェードの取付け方・採寸方法・製作サイズの決め方を具体的に説明しています。現場によりまして様々な取付け方・サイズの決め方 がありますので、なんなりとご相談ください。採寸されましたサイズをご連絡いただきましたら、おすすめサイズをこちらでアドバイスすることもいたします。

取付方法

 
ブラケットを先に壁に固定し、それにシェード
のレールをはめ込みます。(正面付けの例)
取付金具(ブラケット)の種類
 天井付けの指定がない場合は兼用ブラケットになります。



シングル用ブラケット
正面付け・天付け兼用

ダブル用ブラケット
正面付け・天付け兼用
シングル・ダブル共通
天井付け専用ブラケット
レールの固定の仕方とはずし方

(コード式・ドラム式共通)

※シェードの取付方法は、ブラインドやロールスクリーンと同じです。

(コード式・ドラム式共通)

施工例・採寸方法・取付け図・・・製作サイズの決め方

1.戸建て住宅の小窓・腰窓|2.戸建て住宅の掃出し窓3.マンション4.カーテンレールに取付


1.戸建て住宅の腰窓・小窓

 
A.窓の内外にシングルシェードを取付け   腰窓・小窓の採寸方法  

    ポイント
  • 操作コードがわかりやすい。
  • レースだけ2台に分けることもできる。
取付け図A.
左右2台に分けて取付ける場合も
よくあります。

【製作サイズの決め方】

幅 :窓木枠幅より左右3~5cm大きくします。
 (窓枠と同じにしますと、斜めから見たとき窓枠
  より小さく見えますし、光も入ります。)

高さ:窓枠高さより10~15cm大きくします。
※下地が確認できる場合に限ります。
 (シェードは上に20cm前後のたたみしろが
 できますので、できるだけ採光できるように。)

窓枠内のレースシェード
幅・高さともに窓枠内寸より1~2cm小さく
  し ます。
 (レースは窓枠内でも採光の妨げになりません。)

上図は一般的な木造住宅の場合です。

下地が確認できる場合は、A寸法は
10cmくらいをおすすめします。
下地が確認できない場合は A寸法は
3cmにしてください。窓枠の上に
ブラケットが乗る感じです。


B.窓枠の外にダブルシェードを取付け  

【製作サイズの決め方】

幅 :窓木枠幅より左右3~5cm大きくします。
 (窓枠と同じにしますと、斜めから見たとき窓枠
  より小さく見えますし、光も入ります。)

高さ:窓枠高さより10~15cm大きくします。
 (シェードは上に20cm前後のたたみしろが
  できますので、できるだけ採光できるように。)

取付け図B.
上の写真は輸入住宅で飾りの窓枠が 大きい
ため、シェード製作幅は左右1cm大きくしています。
  上図は一般的な木造住宅の場合です。

下地が確認できる場合は、A寸法は
10cmくらいをおすすめします。

 


C.窓木枠内にシェードを取付け

 

※左写真のような縦長の窓の場合はドレープ生地でもすっきりと枠内付でもよろしいと思います。

【製作サイズの決め方】

幅:高さ共に窓枠内寸より1~2cm小さくします。

取付け図C.

製作高さを決めるとき取付金具の
厚み5mmを考慮します。


2.戸建て住宅の掃出し窓

D.窓枠の外にダブルシェードを取付け 下記3例の取り付け図は、上の取付け図B.と同じです。
D-1.ダブルシェード1台を取付け D-2.ダブルシェードを2台に分けて取付 D-3.ダブルシェード(ドラム式)を1台。レースだけを2分割(両側操作)にもできます。
D.窓枠の外にシングルシェードを取付け
  枠内のレースシェードは2台に分けて
掃出し窓の採寸方法  


レースシェードは大きいサイズを
1枚でもよいのですが、通風・採光
出入りのためには2分割が便利です。

レースは軽いのでコード式にしています。

取付図 D-3.
 

【製作サイズの決め方】

幅 :窓木枠幅より左右3~5cm大きくします。
 (窓枠と同じにしますと、斜めから見たとき
  窓枠より小さく見えますし、光も入ります。)

高さ:窓枠高さより10~15cm大きくします。
 (シェードは上に20cm前後のたたみしろが
  できますので、できるだけ採光できるように。)

窓枠内のレースシェード
幅:高さともに窓枠内寸より1~2cm小さく
します。

上図は一般的な木造住宅の場合です。

下地が確認できる場合は、A寸法は
10cmくらいをおすすめします。
下地が確認できない場合は A寸法は
3cmにしてください。窓枠の上に
ブラケットが乗る感じです。


E.窓枠の外に1枚のシェード
   枠内にレースカーテン
   

出入りが頻繁にある掃出し窓には
レースカーテンがおすすめです。

【製作サイズの決め方】

幅 :窓木枠幅より左右3~5cm大きくします。
(窓枠と同じにしますと、斜めから見たとき
窓枠より小さく見えますし、光も入ります。)

高さ:窓枠高さより10~15cm大きくします。
(シェードは上に20cm前後のたたみしろが
できますので、できるだけ採光できるように。)

レースカーテンを窓枠内に納めるには、奥行きの
余裕が8cmほど必要です。ペアーガラスでないと
結露の心配もあります。

取付図E.

3.マンションでカーテンボックスがある場合

  取付け図

取付けパターン1

カーテンレールをはずし、
ドラム式のダブルシェード
を取付け。

取付けパターン2.

レール取付け金具でダブル
シェードを取付け。
かなり重量がある場合は
レールをはずして直付け
します。


【サイズの決め方】

幅 :窓木枠より左右5cmほど大きくします。
高さ:取付面から床まで測り2cmほどマイナスします。
分割のパターンはさまざまですが、基本的にはサッシの真中に分け目
がくるようにし、光もれを防ぎます。

取付けパターン3.

カーテンレールをはずし、
シングルシェードを前後
に取付け。
(シェードを自由に分割
 できます。)

カーテンレール取付の場合  カーテンレール・
レール取付金具・
シェード天付けブラケット・
シェードレール
の断面写真です。
当社のレール取付け金具は、
カーテンレールをつぶさない構造です。

4.賃貸住宅などでカーテンレールに取付

 
    カーテンレールへの取付け順序
  1. カーテンレールの端のキャップをはずす。
  2. レールの中のランナーを抜く
  3. シェードブラケットとレール取付金具をねじで固定する。
  4. カーテンレールの中に3.で固定したブラケットを差し込む。
    (上の写真を参考にしてください。)
  5. シェードのレールをブラケットにカチッとはめ込む。

【製作サイズの決め方】

レール取付の場合は、レールのキャップは残すようにします。
(見栄えのため)
幅はレールキャップの内側のサイズにします。
高さはレールの下から希望位置までの高さを
測ります。
腰窓の場合は、窓枠プラス5cmくらい。
掃出し窓の場合は、床まで測り1~2cmマイナス。